夏場に入ると耳の状態が改善するお子さんが増えて、耳鼻科の医師も少しほっとします。20年前比べて肺炎球菌ワクチンやインフルエンザ菌ワクチンを小児科で接種されるお子さんが増えていることも一因かもしれません。
一方、依然として「おたふくかぜ」によって難聴になるお子さんがおられることは非常に嘆かわしいことです。
その他のワクチン接種についても様々な考えがあってもよいですが、(診察室で皆さんと議論するつもりはありません。)日本はワクチン後進国とみられ、先進国・発展途上国を問わず世界中の医師から文句にも似た論文を書かれている現状があります。
お子さんがおられる保護者の方は小児科の先生とよく相談して、できるだけワクチン接種を受けさせてください。
※お知らせは1週間に1回更新予定です。
ワクチン接種 その1 「おたふくかぜと難聴」
外耳炎 その1 「Itch Tracker」
西日本豪雨 その2 「認知症」
西日本豪雨災害から2週間が経過しました。
被災された方、市町村の職員の方、ボランティアの方などの活動もあり少しづつ復旧作業がすすんでいるようです。ただ時間が経過するにつれて顕在化する事柄もあるようです。
認知症があり介護を必要とされていた方、その家族へのケアが一部で滞っており、慣れない避難所の中で生活しながら、御家族が介護と片付けをして疲弊しているようです。
『力仕事はちょっと』とボランティアに二の足をふんでいた方、認知症サポーターのオレンジリングを持っておられる方は、認知症の方々へのケアをお願いいたします。
倉敷市では片山内科クリニックの片山禎夫先生が認知症の方への取り組みをおこなっておられます。
※お知らせは1週間に1回更新予定です。
漢方薬 その2 『熱中症』
西日本豪雨
倉敷市真備からは当院へこれまでにも患者さんが来られていました。この大雨で玉島や総社へ避難された方、依然として救出待ちや避難所生活を送られている方もおられるようです。一刻も早い救助と復旧を願っております。
※お知らせは1週間に1回更新予定です
職員募集 その2
パートタイムの看護スタッフさんを募集しています。2018年の9月頃から働いてくださると助かります。
勤務時間は相談できますが、主に月曜日から土曜日の午前中でお願いしたいと考えています。休みは日曜・祝日のほかに月に1回から2回木曜日を交代でとってもらいます。その他の日でもご家族やお子さん行事にあわせて休むことが可能です。他の詳細な条件はハローワークに掲載していますので確認して応募して下さい。給与保険などにつきましては8月の面接の際に社会労務士の先生からまた詳しく説明いたします。(今回は仲介業者さんを通しての採用は見送らせてください。)
※お知らせは1週間に1回更新予定です。
睡眠時無呼吸 その4 「お酒」
暑くなって、お好きな方はビールを飲まれる機会がこれから増えるかもしれません。
このお酒は肝臓以外の他の場所にも負担がかかります。耳鼻咽喉科の範囲ですと鼻の粘膜がはれたり、舌の筋肉の緊張が低下します。そのため睡眠時無呼吸の方は、寝る前にお酒を飲まれると眠っている間に鼻で呼吸がしにくくなったり、舌がノドに落ちこんでイビキが大きくなって無呼吸がひどくなります。またお酒には覚醒作用があるため、寝酒は眠りが浅くなって睡眠の質がおちてしまいます。日常的にイビキが大きい方はお酒の飲み方をみなおすことで睡眠の改善がみられるかもしれません。
※おしらせは1週間に1回程度更新予定です。
耳掃除 その1「プールの後」
睡眠時無呼吸症候群 その3 「学校健診」
耳鼻咽喉科では主にこの時期学校健診を行います。
その健診で、鼻やのどに異常があまりないのに家の方から「いびき」のコメントがあるお子さんがおられます。改めて医療機関を受診してもらうとアレルギー性鼻炎、アデノイドの腫大、睡眠時無呼吸症候群などが見つかることがあります。
みなさんが慣れっこになっている症状もあらためて診察や治療をうけると日常生活が快適におくれることがあるかもしれません。
※お知らせは1週間に1回更新の見込みです。
診察時間 その2 「待ち時間」
開院から半年経ちました。
花粉症の時期をすぎましたが、平日の夕方や土曜日には学校健診後のお子さんを含め患者さんが集中することがあります。平日の午前中、特に火曜日と水曜日に午前中は待ち時間も少なく、ゆっくり診察できます。長引く症状、めまいや耳鳴りの方の1回目の受診は可能であればこちらの時間帯がお勧めです。
※お知らせは1週間に1回程度更新予定です。