小さなお子さんは耳管(耳と鼻をつなぐ管)が大人に比べて発達していません。
そのため鼻の具合が悪くなると耳の空気のいれかえが十分にできないため、痛くない中耳炎である『滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)』になりやすいようです。
鼻の具合がわるくて、耳をよく触ったり聞き返しが多いお子さんは一度耳鼻咽喉科へ連れて行ってあげてください。
※おしらせは1週間に1回更新予定です。
中耳炎 その2 痛くない中耳炎
睡眠時無呼吸症候群 その2 治療
「睡眠時無呼吸症候群」と診断された方への治療はおおまかに生活指導(食事制限、運動)、機械の装着、手術などがあります。
いずれの治療でも、わずらわしさを感じる方がおられますが適切な治療をうけることで今後おこりうる高血圧や不整脈、それらに伴う脳や心臓の病気の可能性をへらすことができます。
診断はうけたけど治療を放置している方がおられましたら面倒かもしれませんが、もう一度医療機関を受診されてはいかがでしょうか。
倉敷には川崎医科大学耳鼻咽喉科に睡眠時無呼吸症候群では全国的に有名な原浩貴先生がおられますので、必要な方はこちらへ紹介しております。
※お知らせは1週間に1回更新予定です。
アレルギー性鼻炎 その7 「鼻にするスプレー」
補聴器・耳鳴り外来 その1 「画像検査」
長引く耳鳴りの患者さん、めまいの患者さん、補聴器が必要な患者さんの診察を2回目からは木曜日の午前中におひとり30分予約をとって専門外来として行っています。
この時にCTやMRIなどの画像検査が必要な方は他の病院へお願いするのですが、当院では主に倉敷第一病院さんへお願いしています。高解像度の検査機械での撮影、当院から車で4分と距離も近く、当日検査もでき、画像検査専門の放射線科の先生が詳しく検査結果をみてくださります。
手術を含めた特殊な治療が必要でない限り、当院で診断と治療ができて非常に助かっています。
※おしらせは1週間に1回更新予定です。
顔面・頸部腫瘤 その1 『首にできたデキモノ』
『顔や首にできたデキモノ』は他人からみえますし、自分でも触れることができるため比較的気づきやすいようです。この『顔や首にできたデキモノ』の診断と治療は耳鼻咽喉科でも対応しています。
『顔や首にできたデキモノ』の原因はウイルスや細菌による感染症の場合もありますが、腫瘍(しゅよう)の場合もあります。気になる方は家で心配して時間を過ごさずに一度医療機関を受診してください。
腫瘍が疑われる患者さんは、主に川崎医科大学耳鼻咽喉科の福田先生へ紹介します。愛知県のがんセンターで研鑽(けんさん)を積まれた先生で癌の治療に精通され治療方針をわかりやすく説明してくださります。
※お知らせは1週間に1回更新予定です。
アレルギー性鼻炎 その6 「内服薬」
中耳炎 その1 慢性中耳炎
『みみだれ』がでる中耳炎。薬で一時しのぐことはできても何回も繰り返している方は慢性中耳炎という状態かもしれません。この慢性中耳炎にはいくつか種類があって手術が必要になる場合もあります。
「『みみだれ』ぐらいで医者にかからんわ。」「手術になったら長いことの入院せにゃならんので面倒」といわれる方。放っておくと様々な合併症をひきおこしたり、手術もやりにくくなる場合があります。一度早めに医療機関を受診してみてください。
※お知らせはおよそ1週間に1回更新予定です。
はな血 その2 『鼻血とチョコレート』
街中でチョコレートを見る機会がふえましたね。チョコレートを食べると鼻血がでるといわれますが、少なくとも医学論文では立証されていないようです。
これまでも諸説ありますが、おもに下記の二つがいわれています。。
- 日本に入ってきたときに『牛のちち』からできていると説明を受けたが、色味もあって『牛のち』からできていると勘違いされ食べると血液が増えると考えられた。
- 栄養価は高いが、高価であったチョコレートを保護者が子供に沢山食べさせないようにするため。
※お知らせは1週間に1回更新予定です。
アレルギー性鼻炎 その5 『アレルゲン免疫療法』
『アレルゲン免疫療法』とはこれまでのようにアレルギー性鼻炎の症状を毎日の薬で抑え込むのではなく、アレルギーの自然経過を改善しうる治療であり、これまでの薬を減らせる可能性があります。
大人の方にはもちろんですが、この治療は特に成人前の方にお勧めしています。
その理由として
- いったんアレルギーのスイッチが入ると他の原因でもアレルギー症状がでる「アレルギーマーチ」といわれる状態になる可能性があること。
- 進学や就職前に3年間まとまった時間がとりやすいこと。
- 特に女のお子さんは後に妊娠や出産の可能性があり、その間は使えない薬が増えること
非常に良い治療ですが全ての患者さんに効果があるわけではなく、またいくつか注意点もあります。
当院では免疫治療に関するくわしい説明は(いまのところ)木曜日の午前中を中心にお話しして、6月から治療を開始する予定にしておりますが、さらに詳しい説明や初期治療はアレルギーの免疫治療に長けた川崎医科大学の兵行義先生に紹介することもあります。
ご興味のある方は一度医療機関を受診してみてください。
※お知らせは1週間に1回更新予定です。
2018年インフルエンザ その1 『迅速診断キット』
2018年インフルエンザが流行していますね。インフルエンザをその場で診断できる『迅速診断キット』を導入されている医療機関も一般的になってきました。
当院では発熱6時間以降から診断可能な迅速検査の機械を導入しています。
便利なのですが、発熱してからあまり早く受診されるとインフルエンザなのに検査では陰性になる可能性が高くなります。ご自身やご家族で判断がつきかねるようであればお気軽にお問い合わせください。
※お知らせは1週間に1回更新する見込みです。