Bスポット治療について
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Bスポット治療は上咽頭のアデノイド(右下図 鼻のつきあたり のどの一番上)という部分を中心に、薄めた塩化亜鉛の薬液を塗り付ける治療です。
当院では問診の後、鼻やのどを内視鏡でくわしく診察します。その上で標準的な治療が行える病気(アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎・鼻や副鼻腔の腫瘍・胃食道逆流症など)が疑われる場合はそちらの検査や治療を優先します。
上記の様な病気を指摘できず、掌蹠膿疱症や胸肋鎖骨過形成症、上咽頭の腫れや赤みなどがあればBスポット治療を検討します。
治療では、鼻とのどから薬液を浸した器具で上咽頭をこすります。出血と痛みを伴う場合や、えづく場合があります。
通院は、患者さんへの負担が少ない範囲で7日~10日毎に治療をさせてもらうことが多くあります。