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みみの治療


難聴と認知症と補聴器(2022年3月)

補聴器をつけている人のイラスト

難聴と認知症の関係は以前から海外の論文では指摘されていましたが、近年日本国内でも報告されるようになりました。難聴がある方は、補聴器を使用されることで一般知識が低下しにくいとも報告されています。

近年は、コロナ禍においてアクリル板やマスクの装用に伴い、難聴の方はより一層不便を感じておられると思います。気になる方は一度近くの医療機関でご相談下さい。

低被ばくCT撮影装置導入しました。(2022年2月)

副鼻腔のイラスト
倉敷市内の耳鼻咽喉科診療所では2番目か3番目の導入になると思います。

予約なしで副鼻腔炎・中耳炎・大人の鼻骨骨折などを詳細に診断し説明することが可能で、通常のレントゲン撮影も可能です。総合病院への紹介や予約がない為、紹介料を含めた金銭的負担(※1)と別日検査をする時間的負担(※2)が軽減されるものと考えております。

コロナ禍で総合病院への紹介が一部制限されるなかでも皆様の利便性をあげるべく、院内で治療を完結できるようにこれからも鋭意努力してまいります。

(※1  副鼻腔CT検査は3割負担で約3500円の自己負担です。)

(※2 当院では準備時間を含め5分程度の撮影時間です。)

良性発作性頭位めまい症

めまいを起こしている人のイラスト
診療所で多くみられる病気の一つです。テレビでも紹介され、よく知られるようになってきました。この病気は内耳(耳の穴より 鼓膜より 中耳より さらに奥の骨で囲まれた部分)の中にある耳石という細かい石が、本来ある場所から剥がれて別の場所に紛れ込むことでおこるといわれています。紛れ込む場所によって様々なめまいのパターンがあります。治療方法でエプリー法が有名ですが、これは最も多くみられるパターンには有効ですが、他の方には治療中にしんどいだけであまり効果がないかもしれません。

自宅でエプリー法をすすめられたが改善されない方は、耳石が別の場所にまぎれこんでいるかもしれません。医療機関であらためてご相談されてはいかがでしょうか。

 

補聴器購入に際する医療費控除について

補聴器をつけている人のイラスト

平成30年度から補聴器購入に際し医療費控除が受けられるようになりました。

  1. 患者さんが補聴器相談医を受診し、必要な問診・検査を受けます。
  2. 補聴器相談医は「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」に必要な事項を記入し、患者さんに手渡します。
  3. 患者さんは補聴器販売店へ「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」を提出し、試用の後、補聴器を購入する(当院では木曜日の補聴器外来で手続きします。)。
  4. 患者さんは「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」の写しと補聴器の領収書を受け取り、当該年度の確定申告における医療費控除対象として申請し、保存してもらいます。(税務署から求めがあった場合は、これを提出します。)   
                          日本耳鼻咽喉科学会HP参照

補聴器をご検討されている方は医療機関への相談をして下さい。

※お知らせは1週間に1回更新予定です。

めまいの診療

椅子に座るお医者さんのイラスト(男性)

 先日めまい平衡医学会へ申請をして「めまい相談医」に認定されました。これまでと大きくめまいの診察方法を変えるわけではありませんが、今後も皆様の健康に寄与できますように努力していきます。

※お知らせは1週間に1回更新予定です。

 

ワクチン接種 その1 「おたふくかぜと難聴」

予防注射を受ける小さな子供のイラスト

夏場に入ると耳の状態が改善するお子さんが増えて、耳鼻科の医師も少しほっとします。20年前比べて肺炎球菌ワクチンやインフルエンザ菌ワクチンを小児科で接種されるお子さんが増えていることも一因かもしれません。

一方、依然として「おたふくかぜ」によって難聴になるお子さんがおられることは非常に嘆かわしいことです。

その他のワクチン接種についても様々な考えがあってもよいですが、(診察室で皆さんと議論するつもりはありません。)日本はワクチン後進国とみられ、先進国・発展途上国を問わず世界中の医師から文句にも似た論文を書かれている現状があります。

お子さんがおられる保護者の方は小児科の先生とよく相談して、できるだけワクチン接種を受けさせてください。

※お知らせは1週間に1回更新予定です。

外耳炎 その1 「Itch Tracker」

中耳炎のイラスト

夏場は皮膚のトラブルがふえますね。耳鼻咽喉科では1年を通して耳の痒みのため受診される方が結構おられます。「自分ではそんなに掻いていないのに。」と言われる方も珍しくありません。

睡眠中のご自身の状態をなかなか確認することができませんが、最近はアップルウオッチを用いたアプリ「Itch Tracker」で痒みを計測することができるようです。ご興味がある方は一度試してみてはいかがでしょうか。

※お知らせは1週間に1回更新予定です。

耳掃除 その1「プールの後」

プール・海で遊ぶ子供達のイラスト
小学生のプール授業がはじまりましたね。普段も水泳後も耳の穴をさわりすぎると耳垢をかえって奥におしこめてしまいます。もし耳掃除されるのであれば1週間に1回程度耳の穴の入り口部分をそっとふき取るだけで結構です。

うまれたばかりのお子さんも風呂上りのたびに耳掃除をされるのは控えてください。奥に押し込んで耳垢の塊ができてしまいます。

気になる方は耳鼻科でみてもらってください。

 ※おしらせは1週間に1回程度更新予定です。

 

中耳炎 その2 痛くない中耳炎

 

鼻水を垂らしている人のイラスト

小さなお子さんは耳管(耳と鼻をつなぐ管)が大人に比べて発達していません。

そのため鼻の具合が悪くなると耳の空気のいれかえが十分にできないため、痛くない中耳炎である『滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)』になりやすいようです。

鼻の具合がわるくて、耳をよく触ったり聞き返しが多いお子さんは一度耳鼻咽喉科へ連れて行ってあげてください。

※おしらせは1週間に1回更新予定です。

 



上へ行くセミ~♪