花粉症に対する注射薬(ゾレア)について
花粉症に対する注射薬(ゾレア)の対象となる方にはいくつか条件があります。
- スギ花粉によるアレルギー性鼻炎の確定診断がなされている。
- 12歳以上で、体重と血液中の総IgE濃度が基準を満たす。
- スギ花粉抗原に対する血清特異的IgEがクラス3以上。
- 従来の治療(内服薬や点鼻ステロイド等)で1週間以上コントロール不十分である。
自己負担額や高額医療の適応の有無についてはご本人に健康保険加入先に確認をしていただきます。
当院では確実に注射治療を受けてくださると決められてから納入と投与をさせてください。よろしくお願いいたします。
2020年花粉症
2020年春の花粉症 その2
2020年の春の花粉症
舌下免疫療法について
舌下免疫治療は長期にわたってアレルギー性鼻炎の症状改善を期待できる治療です。
※詳細はアレルギー性鼻炎(花粉症など)の検査・治療ページをご覧ください。
当院ではダニとスギの舌下免疫療法を行っております。
毎月の通院費はおおよそ2,500円で、通院期間は3年です。
花粉症のピークや秋のダニの死骸が増える時期を避けて、花粉症が落ち着く大型連休明けからお盆の間に開始するのが望ましいとかんがえています。
当院で希望される方はまず通常の外来を受診してください。
※お知らせは1週間に1回更新予定です。
アレルギー性鼻炎の免疫治療
アレルギー性鼻炎の治療 免疫治療やレーザー治療
今年も岡山県下で花粉の飛散が本格的に始まりそうです。花粉がとぶこの時期に免疫治療やレーザー治療についての問い合わせをうけるのですが、上記のいずれの治療も花粉症の症状が強い時期は副作用が強くでる可能性がありお勧めしていません。5月の連休が終わった後から免疫治療やレーザー治療をうけられることをお勧めします。
今のところ鼻のレーザー治療については倉敷平成病院の耳鼻咽喉科 増田勝巳先生へお願いすることが多いです。アレルギー専門医であり花粉症について詳細に説明して下さります。
※お知らせは1週間に1回更新予定です。
アレルギー性鼻炎の治療
アレルギー性鼻炎 その7 「当院での診療内容」
アレルギー性鼻炎 その5 『アレルゲン免疫療法』
『アレルゲン免疫療法』とはこれまでのようにアレルギー性鼻炎の症状を毎日の薬で抑え込むのではなく、アレルギーの自然経過を改善しうる治療であり、これまでの薬を減らせる可能性があります。
大人の方にはもちろんですが、この治療は特に成人前の方にお勧めしています。
その理由として
- いったんアレルギーのスイッチが入ると他の原因でもアレルギー症状がでる「アレルギーマーチ」といわれる状態になる可能性があること。
- 進学や就職前に3年間まとまった時間がとりやすいこと。
- 特に女のお子さんは後に妊娠や出産の可能性があり、その間は使えない薬が増えること
非常に良い治療ですが全ての患者さんに効果があるわけではなく、またいくつか注意点もあります。
当院では免疫治療に関するくわしい説明は(いまのところ)木曜日の午前中を中心にお話しして、6月から治療を開始する予定にしておりますが、さらに詳しい説明や初期治療はアレルギーの免疫治療に長けた川崎医科大学の兵行義先生に紹介することもあります。
ご興味のある方は一度医療機関を受診してみてください。
※お知らせは1週間に1回更新予定です。