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アレルギー性鼻炎


アレルギー性鼻炎 その4  「アレルギー性鼻炎ですね。」

くしゃみをしている人のイラスト(花粉症)
 ある患者さんが2月ごろに鼻がむずがゆくて医療機関を受診したところ、医師に 「アレルギー性鼻炎ですね。」と言われ薬を処方されました。医師や看護師さんは忙しそうにしていたため詳しい説明を聞けず、自宅に帰ってインターネットで自分なりに調べられたそうです。窓を大きく開けて、布団を外に干して薬ものみましたが、余計に鼻の具合がわるくなってしまいました。何がおこったのでしょうか。

医師は「スギ花粉によるアレルギー性鼻炎」と診断しましたが、患者さんは「ダニによるアレルギー性鼻炎」の対処方法を行い、スギ花粉をたっぷり自宅に持ち込んでしまったのです。

アレルギー性鼻炎の原因物質を知り、環境整備を行うことでご自身やご家族のアレルギー性鼻炎の症状を軽くできる可能性があります。

診察中にわからないことは遠慮せずに医師やスタッフにたずねてみてください。

アレルギー性鼻炎 その3 当院での診断方法

鼻づまりでボーっとしている人のイラスト(花粉症)

アレルギー性鼻炎の診断方法は様々ですが、血液検査だけでは診断しにくいようです。

当院でのアレルギー性鼻炎の診断はおおむね

  1. 患者さんの鼻症状があること
  2. 鼻の粘膜変化の程度
  3. 鼻水の中に好酸球(アレルギー性鼻炎があると出てくる細胞)があること
  4. 血液検査で数値(抗体値)の上昇がみられること
を確認しています。

その上で患者さんの生活スタイルにあわせて治療を提案します。

この時期に市販のかぜ薬をのんでいるが、はなの具合がなかなかよくならない方はダニのアレルギー性鼻炎の可能性があります。

一度医療機関を受診されてみてはいかがでしょうか。

アレルギー性鼻炎 その2 「秋のアレルギー性鼻炎」

アレルギー性鼻炎 その2 「秋のアレルギー性鼻炎」

掃除機をかける男性のイラスト

アレルギー性鼻炎とは一般的に「ある特定のたんぱくが鼻の粘膜にくっついて、くしゃみ・はなみず・はなづまりの症状がでるもの」をさします。ある特定のたんぱくの種類は様々ですが、日本人のアレルギー性鼻炎の原因で多いものとしてダニの死がいや、スギやヒノキの花粉があります。

 この時期、秋の雑草の花粉は確かに増えますが。どちらかというとダニの死がいが一年間で特に増える時期であります。冬布団を出したり、衣替えをされることでダニの死がいやホコリが余計に家の中で舞い上がりやすくなっています。

それから布団を干すのは非常に良いことですが、干すだけではダニの死がいは布団に残ります。1週間に1回、布団に掃除機をかけると死がいの量を減らせますので、ぜひ行ってください。

こまめな掃除もこの時期のアレルギー性鼻炎の症状を軽くするために大切なことです。

 

アレルギー性鼻炎 その1 「血液検査」

指の怪我のイラスト

当院ではアレルギー性鼻炎の原因を調べる血液検査を行っています。

 3歳から小学校中学年のお子さんには指先でおこなう簡単な方法をお勧めしています。調べられる項目は8つ(スギ、ゴキブリ、イヌ、ヨモギ、ブタクサ、カモガヤ、ダニ、ネコ)に限られますが、指先をはじく程度の痛みで20分で結果が出る利点があります。

 小学校高学年から大人の方には通常の採血で原因を調べる方法をお勧めしています。こちらは患者さんによって項目数を選べる利点があります。

 どちらもインフルエンザの予防接種にくらべると全然痛くありませんよ。

 原因がわかって、生活環境を整えると鼻の症状を軽くできる可能性があります。長引く鼻の症状でお悩みの方は近くの医療機関で原因を調べてもらいましょう。

 



上へ行くセミ~♪